雑文屋 環

散らします。日常に浮かぶ言の葉。

つらい花粉症を乗り切るには

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今年も花粉の時期がやってきました。四六時中くしゃみを連発している環です。

今回は花粉症の撃退方法について書いていきたいと思います。

 

 

そもそも花粉症とは

スギやヒノキ、イネなどの花粉が鼻から侵入することによって、それを撃退しようとする体の反応から起こる生体反応です。これによりくしゃみで吹き飛ばそうとしたり、鼻水で洗い流そうとするわけですね。

 

以前いた会社では社用車に乗って得意先を回っていたのですが、運転していた同僚が重度の花粉症でして。運転中にくしゃみスイッチが入るともう危なっかしいったらありゃしない。

 

「環さん、もし事故っても花粉のせいだから。その時はゴメンね。」って…

いやいや事故るの前提で話すの、怖いからやめて。そんな注意力を散漫にさせる花粉症、症状を軽くするにはどうしたらいいのか…。

 

症状を軽くするには

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外出時はマスクを!

症状を和らげようとするなら、

  • 花粉が入らないよう物理的にブロック
  • 食べ物や飲み物で免疫をつける
  • 生体反応が起こらないよう薬を飲む

となるわけですが、上から順を追って説明していきます。

 

花粉を物理的にブロック

これはマスクをかけたり専用のスプレーを顔にかけたりするものです。一番安価で簡単な方法ですが、耳掛けのゴムが痛くなったり呼吸が鼻方面から抜けて肌触りがもぞもぞ痒かったりと、何かと不便な思いをします。

 

それと、付け替えで外したタイミングでマスクの内側に侵入されると終わり。という不安もありますね。

 

食べ物や飲み物で免疫をつける

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ヨーグルトや納豆といった乳酸菌を多く含む発酵食品や、ポリフェノールを多く含むワインやチョコ、甜茶などを予め食事に取り入れて、体の中から免疫力を高めようとしう試み。

 

この方法のよいところは、飲食によって免疫力をつけるという自然な方法なので、体に無理なくお財布にもやさしくできるということ。ただ、なんとなく症状が和らいでいる…ような気がする…ぐらいの感覚で、いまいち効果がはっきりしないこと。

 

薬を飲んで症状を止める

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      ●抗ヒスタミン薬 H1 antihistamine =H1ブロッカー H1 antagonist ←→H1受容体

 すごく大雑把にまとめると、体の中に受容体っていうのがいて、そいつが花粉とペアになってしまうとアレルギー反応が起こる。なので先回りして別の子とペアを作っちゃって、花粉をのけものにする。こういうことだな?

 

そっか。私がずっとひとりなのもどこかにブロッカーがいて邪魔してるからってことだな?あれ?なんだか涙が…。花粉症のせいかしら…。

 

それはさておき薬の開発も日進月歩で、第1世代→第2世代…と、より副作用が少なく効果が高い薬が開発されているわけでして。それぞれのメリットとしては…

 

第一世代

とにかく歴史があり、効果が確立されていて安全性が高い。そして安い。

ただし副作用としてすごく眠くなる。代表的な薬としては…

があります。ちょっと待て、ドリエルって睡眠改善薬だよね?と思われた方。これは眠くなる副作用の部分を睡眠の導入に利用しているんです。

 

ちなみにアレルギーメディスンというのは、コストコの自社ブランドであるカークランドの薬で、毒々しいピンクの錠剤ながらも600錠で約2500円という破格。個人輸入という形で取り寄せるので、あくまで自己責任でお願いします。(一応お約束)

 

第二世代

歴史は浅いものの、副作用がほとんどなく、効果が長く続くので1日1回で効く。

ただしお値段がやや高い。代表的な薬としては…

  • ロラタジン (クラリチンなど)
  • フェキソフェナジン (アレグラなど)
  • セチリジン (ストナリニZなど)
  • エピナスチン (アレジオンなど)

があります。第1世代が1950年あたりに開発されたのに比べ、第2世代は1990年あたりと新しく、CMもバンバン流れていますね。

 

結局花粉にどう対処するべきか、まとめ

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  • 眠気覚悟で第1世代の薬を飲む ←一番安上がり
  • 懐に余裕があれば第2世代の薬を飲む ←効果的
  • 医師の診察を受け、処方薬を飲む ←結局そうなるわな
  • 来年の花粉に備え、今から食事で免疫をつける

という結果になりました。それではお互い頑張って花粉を乗り切りましょう。