ガス溶接技能講習を受けてきたよ!
仕事とは全然関係ない資格にばかり熱心なたまきです。こんばんは。練習の意味も兼ねて、全然読者の興味を惹かないであろうネタでも敢えて挙げていきます。
今日はガス溶接技能講習の2日目、実技の講習でした。先週受けた座学は朝8時から19時までひたすら講義を聴くという苛烈な内容でしたが、今回の内容では普段さわらない機器を扱ったので、体験型アトラクションのようで新鮮でした。
そもそもガス溶接ってなに?
ガス溶接とは、可燃源のプロパンガスやアセチレンガスに支燃性ガスである酸素をすごい勢いで吹き付けて混合し、超高温まで高めた炎で鋼鉄を溶かしてくっつけたり、焼き切ったりする技術です。"ふいご"で風を送る"たたら製鉄"と似通う部分がありますね。
鉄鋼溶断の手順
写真の人が握っている銀色の工具を吹管(すいかん)と言いますが、ここから2本のゴムチューブが一方はアセチレンガス、一方は酸素ガスにつながっています。
切断に適した炎を作る手順として…
- 可燃性ガスバルブを開く
- 専用ライターで着火しアセチレンのオレンジっぽい炎を出す
- 予熱酸素バルブを開いて酸素と混合し、青っぽい中性炎を作る
- 予熱酸素バルブを調整して、中性炎の中心に心白(白く燃える炎の芯)を作る
- 切断酸素バルブを開いて酸素量を多くする
- 酸素量増加により間延びした心白を、予熱酸素バルブを調整して玉状に調節する
- 切断酸素バルブを開き、バルブ開時の炎を確認する。その際中心に柱状の白い炎が見えるよう調整する。
ここまでできたら切断酸素バルブ閉状態の炎で鋼板の切断箇所を赤熱させ、十分熱が通ったらバルブを開にして、教官殿いわく"元気な炎"で焼き切っていきます。
ガス溶接技能講習実技まとめ
ここまで勢いだけで書ききったものの、果たして誰がこの記事を必要とするんだろうという疑問しかありませんが…いかがだったでしょうか。オチはないよ。