雑文屋 環

散らします。日常に浮かぶ言の葉。

岩手へ… 2

車中泊で全身バキバキになりながらも心地よい目覚めのたまき。

とりあえず朝っ風呂ということで、近場で目星をつけておいた温泉に向かいます。

 

f:id:bunya-tamaki:20200920182042j:plain

百目鬼(どうめき)温泉という怖い名前の施設。

農業用に水脈を掘ったら成分の濃い温泉が出たんで、それに合わせて凄そうな名前をつけたとかなんとか。大雑把に言うと、1リットルの温泉水を沸騰させて残った粉が11gあるっつー濃度。

 

そんな舐めたらしょっぱい風呂を浴びたのち、向かったのは芭蕉さんの句で有名な山寺。

 

f:id:bunya-tamaki:20200920182220j:plain

f:id:bunya-tamaki:20200920182601j:plain

玉こんにゃくを食べて、行ってきまーす。

 

f:id:bunya-tamaki:20200920183008j:plain

蝉がシャワシャワと鳴いていて、容赦なく夏の日差しが照り付ける。

f:id:bunya-tamaki:20200920183218j:plain

閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声

芭蕉さんもこうして同じ道を上ったかと思うと、暑さも少し風流のような。

f:id:bunya-tamaki:20200920183540j:plain

立派な山門を潜り抜けたら…

f:id:bunya-tamaki:20200920183730j:plain

着いた!

f:id:bunya-tamaki:20200920183902j:plain

岩にへばりつくように建てられたお堂から下界を見下ろします。

風が心地いい。仙山線がのんびりと通過していきます。

f:id:bunya-tamaki:20200920184008j:plain

下に降りたら少し早めの昼飯。

玉こんにゃくと冷奴、そして…

f:id:bunya-tamaki:20200920184121j:plain

f:id:bunya-tamaki:20200920184341j:plain

芋煮とそばのセット。

芋煮が具沢山で牛肉のうま味が沁みていて最高にうまい。

f:id:bunya-tamaki:20200920184220j:plain

車麩も入ってるよ!

腹を満たしたら車に乗り込み北へ。

あんまりゆっくりもしていられないのです。

f:id:bunya-tamaki:20200920184457j:plain

100キロほど北上し、秋田県へ。

ここは道の駅おがち。市女笠の形をした建物がかわいい。

f:id:bunya-tamaki:20200920184722j:plain

秋田と言えば稲庭うどんでしょ。

というわけで冷たいトマトうどんを注文。

稲庭はいつ食べてものど越しつるんで本当にうまい。

ただつゆは比内地鶏の出汁が感じられるから、温かい方がいいかなー。

f:id:bunya-tamaki:20200920184944j:plain

横手やきそばで有名な横手市のスーパーで夕飯の買い込み。

しょっぺぼだっこ。すみません、何が入っているのかよくわかりません。

調べたらしょっぺはしょっぱい、ぼだっこは鮭の事らしく、塩辛い鮭の事らしい。

f:id:bunya-tamaki:20200920185036j:plain

言うほどしょっぺくなかったおにぎりを平らげ、秋田の地酒を啜る。

f:id:bunya-tamaki:20200920185136j:plain

名物らしい豆腐の甘いの。

f:id:bunya-tamaki:20200920185234j:plain

道の駅で買った山葡萄ジュース。

ぶどうジュースと何が違うのかわからん。

f:id:bunya-tamaki:20200920185347j:plain

おにぎりだけじゃ足りなかったので、食事処でひっつみとごぼうカリカリ揚げを頂きます。ひっつみは文字通り小麦粉の塊をひっ摘まんでお湯にぽーんと入れて茹でるすいとん的なもの。

 

ここのは平たい円盤型をしていて、何故かレモンが入っている。

厳密な定義はないのかな?ひっつみ…。

 

ということで、明日は秋田の新玉川温泉に行きます。