岩手へ… 3
無事岩手の湯治宿に着き、英気を養ったたまき。
今日は憧れの!!玉川温泉に行くよ。
"玉川温泉とは
「大噴」(おおぶけ)[注 1]と呼ばれる湧出口から、塩酸を主成分とするpH1.05[注 2] (日本で一番pHの数値が低い)の強酸性泉が毎分9,000リットル湧出する。単一の湧出口からの湧出量としては日本一を誇る。大噴の下流側には湯の花を採取する樋が設置されている。"
のことである。あまりに強酸性すぎて、温泉の排水を川に流したら魚が棲めなくなってえらいこっちゃ。という凄まじい温泉なのである。
ということで片道約2時間、130キロの道のりをドライブ。
地方に来ると距離感マヒしてくるなぁ。でも道が空いてるうえに信号もほとんどないから、距離の割にはストレスはないのよね。
まずは盛岡のぴょんぴょん亭にお邪魔して、冷麺・ビビンバ・チヂミのセットをいただく。うっわスープにスイカ入っとる!と思ったけど、この甘みがスープに良いアクセントを加えて最後までうまい。
3種類食べられて1000円ってやばない?地方のメシは何食べても美味しい。
そして…着きました!玉川温泉!湯けむり上がっとる!
川がヤバめの色をしてる。昔は玉川毒水と呼ばれて、色々と工夫をしてここから下流の中和施設で処理して流してる。ていうかよくこんなのに浸かろうと思ったな、昔の人。
ぼっこぼこお湯沸いてます。地獄じゃ!地獄は秋田にあった!
その辺の地面がすでに岩盤浴レベルの熱さで、ござ敷いて寝っ転がってる人多し。
この小屋は…なんだろう。蒸し風呂的な?
もうね、実はこれ人工の送風口でしょ?ぐらいに轟音を立てて硫化ガスを吹き出しまくる。地球の力すげぇ!
見学が終わるといい時間なので、温泉施設に向かいます。
謎の萌えキャラ。硫黄臭そう。
濃度50%と100%の浴槽があり、まずは50%から試すのがおすすめ。
50%でも刺激が強かったものの、まぁせっかくだし100%も入りましたよ。
…100%やべぇ。これは温泉やない。熱した酸や。
40度程度のぬるめのお湯なのに、体中に刺すような刺激がビンビン来る。
台湾の新北投温泉もpH1.2とだいぶ強めだったけど、比じゃない。
一応飲泉もできるけど、注意書きが。
「飲泉後はよく口をゆすいでください。歯のエナメル質が溶けます。」
どんだけヤバいのここ。
宿に帰って、夕飯はまた冷麺を食べましたとさ。
スイカじゃなくてパイナップル入ってる。割となんでもアリ的な?